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264 ：番組の途中ですが名無しです：2006/01/05(木) 18:13:42 ID:V3KCsKtW0: ワシが謎の老人・ドクターバルプンテじゃ。
みなの悩みに答えよう。

この漫画は小学生女児と新任教師の微妙なラブを描いたコメディ作品じゃよ。
小学生といっても、5年生とか6年生とか中途半端なキャラではないぞ。
なんと3年生じゃ。9歳じゃ。もっと扇情的に言えば「ひとけた」じゃ。
クラシック音楽の真髄がバッハと言われるように、真のロリ愛好家をして
「最旬」と言わしめる9歳女児のラブコメディ。
3次元市場では「ひとけた」も定着した感があるが、なぜか2次元、それも
全年齢対象のコミック市場でなかなか見られなかったおいしすぎる設定の
漫画作品が、満を侍しての単行本化なのじゃ。

この単行本の発売以降、『こども』のWeb検索へのヒット数も俄然上昇し
まさに飛ぶ鳥も落とす勢いなわけじゃが、この漫画のアドバンテージは
ロリということ以外にいくつかある。
まず、作者がベテランで作品の質にムラがないことが挙げられるじゃろうな。
この漫画は往年のラブコメディ作品を尊重し、近年流行のシュールギャグ
路線へ拠っておらん。つまり読みやすいのじゃ。短いながらも1話で物語を
消化し、各話を単独で抜き出してもその内容は過不足なく楽しめるぞい。

さらに、単行本1冊の最初と最後で別人が描いたと思わせるような、極端な
絵柄の変化もない。描線が安定しているというのは、少なくともこの漫画に
とっては良い傾向を生んだようじゃ。安定こそ美徳。それは即ち、変化を
拒む永遠のロリータということの象徴かもしれん。
さて、ひとつだけ留意点がある。
『こども』は掲載誌の休刊によって一度中断されており、ここに収録された
話は新装再開後のものだけじゃ。つまり、あの「今なら生で…」という爆弾
台詞で話題をさらった幻の読み切り第1話や、身体測定ネタの回は収録されて
おらん。次巻にでも入るんじゃろうが、まあ話としては直接に繋がっていない
ので、物語の進行には問題なかろうて。

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0ch BBS 2005-12-31